■■ 菩薩 ■■




菩薩って…オイ…
…と、今このイラストのタイトルを見たアナタ。
一瞬、目が点になりましたね?
でもでも、菩薩様って美しいと思いませんか?(笑)
中宮寺の菩薩半カ像(”カ”の文字はこのバカ日本語変換で出てきませんでした。正しくは足偏に加えるという字を充てます)の滑らかな美しさは、しばし見入ってしまうほど好き。
そもそもお釈迦様は男性だったわけですが、仏や菩薩は性別を超えた存在ということになっています。が、仏像はほとんど男性ですよね。奈良の大仏だって男性にしか見えない。でもねぇ、この菩薩はほっそりとした優美な指で、体の線も滑らかでとても女性的な雰囲気も醸し出している。現在は装飾品は全く無く木目が出ている状態だけれども、作った当時は、漆が塗られ肌色の顔料が施され、頭には装飾品が飾られ、腰には朱色の布を纏っていた…らしい。ちょっと想像するととても艶めかしい。
その菩薩像を当時の人はどんな気持ちで眺めていたんだろう。拝んでいたんだろう…と思うととても面白い。
…と、思うのは私だけでしょうか?(笑)




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