■■ 蛍 ■■


蛍





「ねぇ、見て見て!こんなに蛍いっぱ〜〜い!きれ〜〜い!」

暗闇に、ゆらゆらちらちらと浮かぶ無数の光。
夜空の光と地上の光が交差して、辺りは小さな星の園となる。

「マヤ…、ほら、星を捕まえたぞ」

大きな手のひらを開くと、蛍。
長いしなやかな指の間から光が漏れて揺れている。

「うわぁ〜〜っ!!」

予想通りの感嘆の声をあげるマヤに、真澄は満足げに微笑む。
ふいに、星が手のひらから飛び立ち、ふわり夜空に帰っていく。

「あぁ、星が逃げていっちゃった」

「かまわないよ。俺は宇宙で一番大切な星を手に入れたから」

「え?」

真澄は、問い返すように顔を上げたマヤの唇を素早く奪い、さらに満足げに微笑んで口笛を吹く。






くっさ〜〜!くっさ〜〜!くっさ〜〜〜〜!!!
すっ…すいませんっ…!!ほら、100,000hitでめでたいので、背中も頭も足の裏も痒くなるような台詞でも入れてみようかと…(///∇///)

さてさて、100,000hitとなりました。
毎日たくさんアクセスしていただいて、とてもありがたく思っております。結局、ガラカメモノしか更新の無い我がサイト。ガラカメを愛する皆様に支えられてもうすぐ来月で半年になります。たくさんのアクセス数に時には「うわ〜〜ん更新しなくちゃ」と焦りつつ、でもマイペースを崩さずにやっていこうと思っていマス。これからも、どうぞsceneをよろしくお願いしマス♪

暑さも厳しい毎日ですが(関東地方在住)、楽しく妄想しながら夏を乗り切りましょうねん♪





07.21.2004





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